#51 ~学校のいじめに思うこと~

いじめ

いじめの構図が少し解ったような気がします

私が小学生の頃クラスでいじめがありました
もう50年近く前のことです

いじめていた子の名前も
いじめられていた子の名前も覚えています

うっすらではあるけれど
いじめられていた子の悲しそうな顔も
うかんできます

それほど誰の目から見ても
はっきりとしたいじめの状況であったと思われます

昔からどの学校にもいじめはあったのではと
簡単な推測ですが
今と変わらない状況だったのかもと思います

では陰湿さはどうでしょうか?

こうしていじめの起きる原因が
首謀者の性格的障害であった場合
悪質さは今に始まった事ではないと思うのです

パーソナリティ障害などの研究が進み罪悪感も共感性もない
とんでもない人間が必ず潜んでいるという事実は
紛れもないことです

実際に大きなニュースになるのは
悲しいことに被害者の自殺によることのみで
今もあちこちで恐ろしい被害に遭っている人は
大勢いると思われます

被害者が苦痛を感じた場合はいじめであるとして扱うという
いじめの定義が変更されたことは評価されることです

自分がいじめをしている認識さえ無い
罪悪感や共感性のないような
恐ろしい人間がある程度の数がいるとすれば
言ってはいないやってはいないと嘘をつき
上手く逃れることなどた易いことです

判断がとても難しいことはあるでしょう
かと言って見過ごしてしまうと
被害者は鬱病にかかり一生を台無しにされたり
余りにも酷い時には自殺という命の危険もあるのです

被害を訴えているにもかかわらず
加害者の酷い家庭環境を重視するあまり
苦しんでいる被害者を置き去りにしてしまう
的を得ない動きではどうしようもありません
教員や周りの人達の責任でもあるのです

まずは加害者を登校停止にし被害者と会わせないこと
いじめにあった人の心の傷をしっかり聞いて見て
回復させてあげてほしい

加害者のケアはその後です
専門家の判断による異常性があるかないか
しっかりと見極め二度と被害者が出ないような対応をしなければ
又新しいターゲットにいじめを繰り返すでしょう

そう言えばいじめがあった小学生の頃
いじめられていた子のお向かいの家の子がしっかりしていて
時々いじめっ子から守っていた
そんな記憶があります

昔は陰湿さは同じでも
おそらく正義感のある子もある程度いて
周りに守られて大事には至らなかったのかもしれません

今はと言うと
悲しいかな利己的な人が増えていく傾向があり
守ってあげなくてはという気質もなし
見て見ぬふりが自分を守ることだとする
なんとも情けない実状の様です

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