昨日の朝刊に精神障害者の起こした
事件の記事が掲載されていました
池田小学校や障害者施設での
大勢の何の罪もない方達が
無差別に殺されるという
身内の方にとっては本当にいつまでも
心の傷が癒えないいたたまれない事件です
あまり詳しいことは分かりませんが
精神障害のため法的に罪にできない犯人を
措置入院として病院に隔離し
ある程度落ち着けば
医者の判断で退院させてしまうという
おかしな制度があるそうです
知事の許可が有ればすんなりと
通ってしまうことにも驚かされました
再犯が起こる可能性は高いように思えてなりません
上のどちらもが措置入院後の事件だそうです
記事によると司法が関与できる保安処分という
とても大切な犯罪予防のための
議論も交わされたようですが
結局障害者の人権を守ることに重きをおき
実現することはなかったようです
その議論の場にこんな理不尽な事件に巻き込まれた
苦しみや悲しみを持った人がいたなら
全く不可解な意見が通ってしまうことに
怒りさえ覚えることでしょう
どうしていつも加害者の人権が優先されるのでしょう
以前から感じていたことですが
精神障害者を一括りにしてはいけません
生き苦しさから護ってあげなければならない障害と
攻撃的な要素を持ち人に危害を加える危ない障害
この判断は難しいかもしれませんが
あまりにも危険な人物が
解っているのに野放しにされている現実は
あってはいけないことです
措置入院後の在り方の議論がしっかりとなされていたなら
防げた事件だったのかもしれません
人に危害を加える加害者の人権は
場所を変えて人生を送ることでも
護ることはできます
危険な人物を放置することが
人権を護ることではありません
凶悪な事件をしてしまうことで
加害者の親 兄弟 親族までもが
その後の真っ当な人生を奪われてしまいます
身内でも危ないと解っている者を
決して野放しにしてほしくはないはずです
パーソナリティ障害(サイコパス)は
そう簡単に改善するものではないでしょう
何の罪も無い人が狙われる
再犯率の高い人が解っているのに野放しにされる
とても恐ろしいことです
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